2012年06月17日

漫画との出会い 31

家を去る時、これから住む東京の住所を書いて手紙を残した。
結局、母親の同意を得られぬままの家出だった。
ボストンバッグに着替え等を詰め込み友人にみおくられたボクは新幹線に乗った。切符を買った残りの持ち金は5000円しか無かったけれど気にならなかった。

「東京へ行ったら神田へ行こう、古本屋が軒並みあるっていうし・・貸本もレアなのを売ってるかもしんない。」

ノー天気なことばかり考えていた16歳の夏だった。
posted by 前田俊夫 at 22:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本語
この記事へのコメント
どやされんらくしてよ09014818140
Posted by にのみや at 2013年01月27日 03:54
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